2025-02-20
木造と鉄筋入りの建物では、解体にかかる時間に差があります。
木造の建物は、構造が軽く、解体作業も比較的簡単。
屋根や壁、床が木材で構成されていて、解体する際に苦労する部分はありません。
木造建物の解体作業は、1日、ないし2日あれば終わることが多いです。
一般的な一戸建てや平屋であれば、1日で解体が終わります。
一方、鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨(S造)の建物の場合、内部に鉄筋やコンクリート、鋼材などが使用されています。
解体作業では、重機を使用してコンクリートを砕いたり、鉄骨を切断したりする必要があるため、作業時間がかかります。
鉄筋コンクリート入りの一戸建てはあまりありませんが、推定2日、3日かかることが想定されます。
鉄筋コンクリート入りのビルやマンションの解体は、1週間から2週間程度かかることも多いです。
特に高層のビルや大規模な鉄骨構造の建物では、解体作業が長期間にわたることが多いです。
どうしても構造上の問題から一気に破壊して、というわけにはいきません。
周りへの衝撃なども考慮すると、破壊というよりも小さく切り刻んでいくようなイメージです。
少しずつ解体することで、大きな振動や衝撃を抑えて解体できます。